天球儀式 広報版

「天球儀式」冊子発行に向け、内容紹介など。 小説、漫画、雑記、批評など総合文芸誌(?)になる予定。 ちなみにメンバーは、遠山参カ(字が出ない)、那月藍香、猫山七生、来条恵夢、の四名です。

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長らく沈黙していました

えー…まだ製作中です。
予定では、今頃打ち上げやってるはずだったんですけどね…(苦笑)。

それでも、おおよそ形にはなってきました。

・コピー本(業者に頼んだものではなくてコピー機で印刷して手綴じ)
・内容の総ページがおおよそ50P
・小説四本(那月・来条が二本ずつ、各自一本はショートショート)
・随筆(?)二本(遠山・猫山)
・漫画一本(猫山)
・あとがき代わりに四人の座談会

というところで。
当初から言っていることが具体的になっただけと言えなくもないですが(爆)、このうちの八割は完成しているのですよー、企画倒れは多分なくなりましたよ!
(そもそもそんな不安があったのか)

まだまだ予約受付中なので、興味のある方はご連絡お待ちしています。
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現在なおもって進行中

長らく放置していまして…でも水面下で動いてますよ!

現時点で、とりあえず二名が(一応)脱稿状態。
表紙の決定まであと一息。
もくじのレイアウトもほぼ決定。

えー…目立って(?)はこのようなところでしょうか…?
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とりあえず

猫山七生の雑記の題名が挙がってきました。

「ささめごと」

幼少時の話らしいです。
そのうち、サンプルも上げられるかと思います。
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雑多雑言

来条:小説

「やったぞ、飛雲!」
 そう叫んで、この邸の主人は駆け込んできた。
 朝は丁寧に撫で付けられ、束ねられていた髪は乱れ、まさか宮城から駆けてきたはずもないが、服もはだけ、息が弾んでいる。帽子も、今にも落ちそうだ。
 だが、祖母が西域の出だったという名残の薄色の瞳だけは逆に、恋人を見つけた色情魔のように輝いていた。
「飛ばされた、えーっとどこだ、済寧、雲南、龍場? まあいい、追って書状が来る。とにかく、この鬱陶しいところを離れられるぞ!」
「済寧と雲南と龍場って、全然違うじゃねーか。離れすぎだ。つか、左遷で喜ぶなんざ、中華広しと言えどもあんたくらいのもんだろーぜ」
「うん、雇い人に面と向かってそんなことを言う使用人も、君くらいだろう。さあ、用意を頼むよ」
「アンタさ、そんなに役人が厭ならやめちまえば?」
「何を言うんだ、飛雲。私は別に、役所の仕事は嫌いではないよ。そもそも、役所でだけ使う学問の才しかない私が、それ以外のどこで雇ってもらえると言うんだ」
「威張るな。あー、面倒くせェ」
 こちらは主人とは違い、非の打ち所のない身なりをした碧い目の少年は、唯一口調だけはぞんざいに、てきぱきと算段を立てながら室を移ってしまう。歩きながらも、他の使用人に指示まで出して。ご苦労様。
 そして、幸が薄そうなくせにいつも幸せそうな主人は、私に笑いかけた。
「君はどうする? 一緒に来てもらえると嬉しいんだけどね」
「にゃおう」
 さてどうするかなと、私は応えた。

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ミドリムシ

来条:SS

 植物と動物の違いはいくつかあるが、そのうちのひとつに、葉緑素の有無が挙げられる。
 光と二酸化炭素で光合成を行い、栄養と酸素を作り出す葉緑素。
 あるなら、植物。
 ないなら、動物。
 ところがここに、葉緑素を持ちながら、動物らしさも見られる生き物がある。
 ミドリムシと名付けられたそれは、長い間学者を悩ませてきた。

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